くちなしのバッグ*拒絶シリーズ
クチナシのバッグです。
モデルが申し訳ないのですが。
クチナシは熟しても実が割れません。
頑なに中身を出さない感じです。
一枚革を手縫いして作りました。
バッグも普通は出し入れする部分があるのですが、
極力少なめにしました。
日ごろお教室では昨日的な実用的なバッグを作っています。
でも、自分のファーストラインとしてはあえて、
機能性を重要視しないものでもいんじゃないかと、
思えるようになってきました。
題して「拒絶シリーズ」。
機能的であることを拒み、デザイン重視のバッグです。
こういうのはお着物に似合いますね。
量はたっぷり入って、結構持ちやすいんですが、
出し入れはしにくいです。
クチナシの実はオレンジ色。
染料につかうと黄色。葉は緑。
下からチラ見えしているのはニット部分で、
同じ色遣いで今編んでいるクチナシニットとおそろいになる予定です。
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まあ、悩んでいることは、
これをどうやって展開していこうかなということ、
教室で教えるには難しすぎます。
本にするにも難しすぎると思う。
ハンドメイドフリマは好きじゃないし、
展示会やって受注製作なのかしら…
どうしたらいいんだろう。
まあでも、まだ少なすぎなのでもう少し拒絶シリーズを、
シリーズとして作っていかないとですね。
つるこけもものバッグもまだ作りかけです。
スイレンのバッグもまだもう少し練りたい。
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いつかこの道が見えてくるのかしら。
作家の皆さんは悩まずに、ものを作っているのかしら?
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